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主従クライマックス 2話『前兆』

雅樹様の指示で勘当された朝霧真を秘密裏に東雲家の最奥にある雅樹様の部屋に通してから数分たった。
なんで俺が、夕菜様を拒絶したこいつを・・・・・・・・・ここに通すまではずっとそう思っていた。
しかし静まり返った深夜故に微かに聞こえた話し声は、俺に衝撃を与える。
なるほど、だから真様は・・・・・・・・・。
今日のあの時は怒りでいっぱいいっぱいだったが、今ではその理由がよく分かる。
しかしそれに対して雅樹様が提案したゲームとはいったい、何がしたいんだ?
真様を屋敷の外までお送りしてから、雅樹様に報告する時に聞いてみた。

「あの・・・・・・・・・雅樹様?」

「なんだ」

「何故あのような提案を?」

あのゲームはいったい東雲家に何の意味が?
そういった疑問なのだが、雅樹様はそれを鼻で哂った。

「実はあるのだよ。このような前例が、前にもな」

「前例・・・・・・・・・?その時はどのようなことが?」

「・・・・・・・・・」

雅樹様は何かを懐かしむように、遠くを見ながら呟いた。

「この屋敷が半壊した」

「は?」

「ついでに言えば当時の東雲家当主も逃げた」

「・・・・・・・・・は?」

「さらに言えば朝霧家は全焼した」

「・・・・・・・・・」

なるほど。
つまりこれは非常事態ということらしい。
となれば周囲の評価はどうあれ真様のした判断は正しいとしか言えなかった。
もし真様が夕菜様と主従関係を結んでれば・・・・・・・・・考えるだけで恐ろしい。

「ですが、それでは真様には不利なのでは?」

失礼であるが、夕菜様がこのゲームをクリアできるとは思えない。

「たしかに真は自身の全てをこのゲームで賭けている。
 それに対して不利なのは分かっておるが・・・・・・・・・それは夕菜が原因。
 本来一年と言わず一月あれば可能なゲーム、ならば妥当だろう」






かくして数日前にそんな会話が自室の横で行われていたなんて知るわけもない夕菜は悶々としていた。

「ゲーム・・・・・・・・・ゲームだよぅ」

ゲーム、遊びごと、または遊戯のこと。
勝負とも訳す。
・・・・・・・・・そういう意味じゃないよね。

「うにゃああああ!」

敷かれた布団の上でゴロゴロと転がりながら悶絶する。
真ちゃんが提案したそのゲームをクリアできれば真ちゃん曰く、何でも言うことを聞いてくれるらしい。
もちろん主として認めさせることも、そう言っていた。
つまるところ、これは真ちゃんに主として自分を認めさせるための試験なのだ。
そもそも試験なしに主として認めろなんてムシの良い話である。

「えっと・・・・・・・・・真ちゃんが私を主にしなかった理由、だよね?」

それを一年後の今日に答えを出すこと。
少なくとも真ちゃんは一年自分の下を離れない、そのことに安堵しつつ普段回転しない頭をふる稼動させる。
認められない理由といえば、やはり私に欠点があるってことだよね?
んー・・・・・・・・・料理が出来ない?
掃除が出来ない・・・・・・・・・洗濯物も出来ないし、お裁縫なんてしたら自分の指が布の一部になる自信がある。
・・・・・・・・・まさか、容姿?
ふと、鏡を見てみる。

「・・・・・・・・・」

そこには金髪ポニテのすらっとした肉体を持つ自分がいた。
悪くないと思うのだが・・・・・・・・・やはり胸まですらっとしてるとか、ロリ体系なのが頂けないのだろうか。
いや真ちゃんは人を外見で判断しないと思う。
だからロリ体系なんて・・・・・・・・・体系なんて

「にゃあああああああああ!」







「お兄ちゃん!ご飯だよー」

「ん、了解」

真が転がり込んだのは、昔朝霧家の命令で一緒に仕事したことのあるとある刑事の家だった。
最初はアパートの一室を借りる予定だったが、巡回中だった刑事、赤井大地に見付かり現在に至る。

「はやくはやく!」

彼女は赤井大地の娘、凛ちゃんだ。
元気すぎる9歳児で、冬休み中やたらあちこち引っ張りまわされて朝霧家の職務より大変だった。
その際偶然明に出会い「やっぱりロリコンか?」と聞かれたので、とりあえずぶん殴っといた。

「帰ってきてたの?」

「さっきね。真君のほうも、この家は慣れたかい?」

「だいぶね。大地のほうこそまたヘマしてないよね?」

「またその話か・・・・・・・・・」

たまに真は大地をこのことでからかうことがある。
本来一度きりの出会いであったはずの二人がまるで同僚のように話し合っているのも、この話が起因する。
それ以来プライベートでもちょくちょく会い、大地の家族とは顔見知りであった。

「真君その話、わたし聞きたいわ。大地さん全然教えてくれないんだもの」

そしてその話を聞きたがるのは大地の妻である赤井里枝さん。
大地、どうやって射止めたんだって問い詰めたいほど美人である。
数日前に聞いてみると昔テロリストの凶弾から身を呈して守ったのだとか。
奇跡的に急所は外れていたらしく、しばらく病院暮らしであった大地のお見舞いをしているうちに恋人になったらしい。
・・・・・・・・・どこの主人公補正だよ。

「いいや!真君絶対言っちゃ駄目だよ!駄目だからね!」

「はいはい」

まぁ惚れている人に自らの汚点をわざわざ話したいとは思わないよな。
そう納得して、席に座る。

「いただきますっと」

食事をしながら今日何があったかをお互い話し合う。
朝霧家の食事は基本一人だったので、これはこれで斬新なものだ。
・・・・・・・・・いや、そもそも朝霧家で食べたことすら数少ないのだが。

「それで父さんは並居る不良を無双モードでな・・・・・・・・・」

「お父さんすごい!」

「大地さん。少しオーバーな気がするわ」

しかし今日に限って考えるのは夕菜のこと。
ゲームを提案したはいいが、きっと望みは薄いだろう。
そもそも自分の願いと夕菜の願いは決定的にズレが生じている。
それを夕菜自身が気付かない限り、自分はこの町を去るしかないだろう。

「・・・・・・・・・んくん?真君?」

「へ?ああ、なんですか?」

「ボーっとしてどうしたんだい?」

随分長いあいだ会話に参加していなかったのか、食卓を見れば自分の食事だけやたら余っていた。
赤井家はもう殆ど食べ終えており、手を止めて俯いている真の様子をおかしく感じたのだろう。

「いや、なんでもないよ。久々の学校だったから疲れが溜まってるんだと思う」

そう言って、思い出したかのように手を動かした。







「なぁ真。そういやお前、最近何してんだ?」

ゲーム開始の次の日、明が訝しげに真に質問していた。
といっても質問の内容が曖昧すぎて本人にはさっぱりであるが。

「何してるって・・・・・・・・・どういうこと?」

「いやさ、妙に俺の家の近辺でお前のこと見かけるし・・・・・・・・・」

明の家と真の実家は学校を挟んだ向こう側にある。
つまり正反対である明の家の近辺に真が現れるのは何か用事があってのことのはずだ。

「アルバイトをね」

「は?だってお前の家って・・・・・・・・・そういや家出中なんだっけか」

朝霧家の財産を真は勝手に、しかも際限なく使えたのだが今その手段はとることが出来ない。
そもそも家から追い出されたのに勝手にお金を使えばそれはもはや窃盗である。
真とて高校生で前科がつくのは勘弁してほしい。

「学費はまぁ、学園長と掛け合って免除にしてもらったんだけど・・・・・・・・・さすがにその他の費用がね」

「ふぅん。で、何のバイトなんだ?」

明が何の気兼ねなく問いかける。
ちなみにその時教室の空気は完全に緊迫していた。
もちろんそれに真と明は気付いているが既に慣れたのか内容を隠そうともしない。

「ま、お前なら選びたい放題だろうけどな」

「まぁね。こういう時だけは朝霧家の教育も役に立つよ」

といっても朝霧家の人間であることは不便の代名詞みたいなもんだ、と真は付け加えた。

「今は探偵の助手やってる。探偵って言っても便利屋扱いなんだけどね」

「へぇ。便利屋ってのは、ある意味似合ってんじゃないか?」

「そうなんだけど・・・・・・・・・この前なんてホテルのコックやらされた」

「ちょっと待て。それは探偵の仕事じゃないだろ。いや探偵の仕事を実際知ってるわけじゃないけど絶対に何か違う」

だよね、と真は同意して溜息を吐いた。
しかし疲れた表情を見せた次の瞬間、何を感じ取ったのか周囲を探るように見渡し、ズルズルと壁ににじり寄る。

「・・・・・・・・・?どした?」

「やばい。何かよく分からんけど、やばい」

「厨二病か?」

「違うに決まってるでしょ。だいたい明こそ・・・・・・・・・っ!?」

言葉を言い切る前に本能に従って思い切り身を前に投げ出す。
それに遅れるように背後に鳴り響く破壊音に目もくれずに教室の外へと走り出した。
やばい、これはやばい。
というかなんで・・・・・・・・・夕菜が俺のこと襲ってくるんだよ!?







えっと、だから、えーと・・・・・・・・・なんだっけ?
そうそう、真ちゃんに私のことを認めさせればいいんだっけ。
延々と寝ずに考え続けて何も思い浮かばず、とうとう朝を迎えてしまった。
小鳥さんおはよう。でも寝てないからこんにちわでいいよね。

「こんにちわ、小鳥さん」

・・・・・・・・・そういえば真ちゃん、私が朝の挨拶を小鳥さんにした時凄い微妙そうな顔してたっけ。
あれなんなんだろ?

「・・・・・・・・・って違うよ!いけないいけない」

そう、今はどうやって真ちゃんに認めてもらうかだ。
・・・・・・・・・えっと、だから・・・・・・・・・そう、当主として認めてもらえるか?
ってじゃあ簡単じゃん。
私はあらゆる武術において最強と名高い東雲家の人間。
ならばその当主に何が求められるか決まっている。
そう、ならば・・・・・・・・・戦争だ。

「ふ・・・・・・・・・ふふふ。ふふふふふふふふふふ」
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目次

AR

一章
一話『始まり』
二話『空を行く船』
三話『生まれ故郷』
四話『歴史』
五話『寮』
六話『地下』
七話『地下脱出編』

『1.5 間章:夢』

二章
一話『最初のイベント』
二話『篭城』
三話『愛故の戦い』
四話『改造師』
五話『パーティ会場にて』
六話『自主訓練』
七話『リベンジ』
八話『トラップ校舎』
九話『遭遇、絶対者』
十話『作戦』
十一話『結末』
十二話『ラブコメってる二人』
間話『out-side』
十三話『必需品』
十四話『新キャラはなんか濃くて』
十五話『属性』
十六話『しょうもない喧嘩』
十七話『死刑囚な男性』
十八話『仮想訓練』
十九話『偽りの助言者』
二十話『嵐(ちびっこ的な意味で)』
二十一話『王様、だーれだ』
二十ニ話『暴走→kiss』
二十三話『魔法使い達』
二十四話『Queen』
二十五話『ガラクタ探索』
二十六話『邂逅』
二十七話『学生』
二十八話『動き出す歯車 』
二十九話『デート?』
三十話『それぞれ』
三一話『兄とアイドル』
三十ニ話『実習初日前編』
三十三話『先輩』
三十四話『dream』
三十五話『実習初日中編』
三十六話『monster 冒険者』
三十七話『目的』
三十八話『裏側』
三十九話『戦士の霧』
四十話『ミストオブアインヘリヤル』
四十一話『特級ランクの事件』

第一回座談会

四十ニ話『明かされる霧』
四十三話『偽りの救世主』
四十四話『宿敵』
四十五話『プロンテラ』
四十六話『隠された力? 』
四十七話『ツンデレ+料理下手=致死性一歩手前の毒』
四十八話『似非神父と不幸少女』
四十九話『暗躍する者』
五十話『男の泣き所』
五十一話『第一次○○大戦』








『トナ校長のクリスマスパーティ』
『王立学園戦記(ただし舞台は女子風呂)前編』


主従クライマックス
1話『彼の終わり、彼女の始まり』
2話『前兆』
3話『暴走』




勇者代理できましたステータス表
1話『召喚される不幸少女』

とりあえず昨日の小説の説明

タイトル通り。
なんかその場のノリで所属ギルドのマスターの名前を使って書きました。
え?続きはって?
そんなもの書くわけないだろ
一応設定は考えているので書けないことはありませんが、基本書く気はありません。
まぁやたら催促があれば考えなくはありませんが・・・。

そして今日は小説の目次を作る予定・・・・・・・・・だったんですが、まぁいいかとスルー。
さて、今日もだらだらと・・・・・・ダメだよね(´・ω・`)
ふぅ・・・・・・ちょっと作ってくる

勇者代理で来ました

グツグツグツ・・・・・・

丑三つ時を過ぎた深夜、ふと目が覚めて階段を下りると台所にお姉ちゃんがいた。
何を煮ているのか、鍋のかき回しつつ砂時計を眺めている。

「ふふ・・・・・・・・・ふふふふ」

うん、関わっちゃいけないよね。
私はそれを見なかったことにして階段を上が・・・・・・・・・ろうとした。

「あら花乃音。どうしたの?」

外国のお母様、お父様、変態に声をかけられました。

「・・・・・・・・・今度は何作ってるの?」

「あらあらあら。聞きたいかしら?」

「・・・・・・・・・」

どうしよう本当に。
聞いておけば今後何かが起こった時に対策をたてられるかもしれない。
しかしそれを聞くことによってSAN(正気)値がガリガリと削られる可能性も否定できない。
あとお姉ちゃん、その鍋から漂う湯気が紫色なのは気のせいだよね?

「んー・・・・・・・・・花乃音。ちょっとこっち来なさい」

「やだ」

「いいから」

「絶対にやだっ!」

今までの経験から分かるこのパターンは、非常に危険だ。
私が厄介ごとに巻き込まれる確立が非常に高い。
なので断固拒否する。
私は平和な日常を謳歌したいのだ。

「来い」

「はいお姉さま!」

が、平和とは時に脆く崩れ去るものだ。

「これ飲みなさい。大丈夫、別に死なないわ。・・・・・・・・・たぶん」

しまった、これは死亡フラグだ。
お姉ちゃんが最後に何かぼそっと付け足したけど、聞き返さなくても分かる。

「はいこれ」

謎の液体Xを小皿に入れて渡すお姉ちゃん。
・・・・・・・・・暗くて中身が見えないのは幸いと見るべきか、不幸と見るべきか。
お姉ちゃんを見ると目をキラキラさせながらこちらを見ている。
これは逃げられそうにない。

「ええいっ!」

勢いよく、というか味わう気皆無な勢いでそれを胃の中に流し込む。

「・・・・・・・・・?」

特に何も変化は・・・・・・・・・っ!?

────ジジジ

え、何この音。
まるでショートした回路のような音を奏でつつそれはだんだんと大きくなる。
ふと気が付くとお姉ちゃんの背後に、黒い孔があった。
そして気付く。
あの孔がこの世のものでないことに。

「お姉ちゃん後ろ!」

私は大声でお姉ちゃんに注意をした。

「大丈夫よ花乃音。あれはただの召喚の為のものよ」

「え?」

お姉ちゃんが静かに孔の正体を言う。
この世界では明らかに異物であるそれを知るお姉ちゃんは、特別な存在だった。
私がまだ小学校に通っていた頃に1年間行方不明になったお姉ちゃん。
1年後に帰って来たお姉ちゃんは、御伽噺の中で存在する『魔法使い』になっていた。
なんでも異世界に勇者として召喚されて、帰って来たらしい。
まだ子供だった私はお姉ちゃんを信じ、異世界の旅の話を目を輝かせながら聞いたものだ。

「お姉ちゃん、また行くの?」

昔、お姉ちゃんが行方不明になった時、私は泣きに泣いたものだ。
もしかして今度は帰ってこないんじゃないだろうか、そんな不安から出た言葉だが、私は後になって思う。

「大丈夫よ、花乃音」

「・・・・・・・・・お姉ちゃん?」
     ・・・
「行くのはあなただから」

一般人にすぎない私が孔なんて非常識な代物を見た時、全速力で部屋に戻るべきだったと。








視界が反転、勢いのまま石畳の上を転がった。

「いったあああぁぁぁぁっ!?」

後頭部を押さえながら痛さのあまりに叫ぶ。

「あの、リムル様?」

「何!?」

って、今声をかけたのは誰だろう。
恐る恐る顔をあげて周囲を確認するとそこには目を丸くしている見物客と赤いマントをした金髪碧眼の青年。
・・・・・・・・・あの、私見世物じゃないというか、何かしました?
というかお姉ちゃんの名前知ってるあんた誰?

「いや、私は花乃・・・・・・・・・」

「リムル様!お待ちしておりました!ようやく・・・・・・ようやく帰ってきて下さったのですね!」

いや話聞いてよ。
だから私お姉ちゃんじゃないんだって。

「リムル様、これを」

そして金髪は恭しく膝をついて鞘に入った剣を差し出した。
柄の中央に赤い宝石がはまっており、ファンタジックな代物である。
しかし金髪君。
これを、とか渡されてもこんなもの持ってたら銃刀法違反で捕まるんだけど。

「何これ?」

「何これ、とはご冗談を。聖剣に決まってるじゃありませんか」

「・・・・・・・・・えっと、私が誰か分かる?」

「当然じゃないですか!」

まるで私が・・・・・・・・・というか私を通してみている誰かを誇りに思い、金髪君は堂々と言い放った。

「我が世界を救った勇者、リムル様じゃないですか!リムル様、魔王がよみがえりました。再び我らと共に戦いましょう!」

・・・・・・・・・

「いやああああああぁぁぁぁぁ!?」

RO日記?なにそれ、美味しいの?

先日ET・・・・・じゃなくてHPで棚へギルドメンバーといきました。
が、SSなんて撮ってる暇ねぇよ!な狩りだったので前のネタを放出。



久々の高校時代の部活メンバーと集まり、飲み会へ。
ここで再び出てくるのは例の兄上。
・・・・・・・・・まぁたまにこういうこともある。
そこでの会話の一部

兄上「いやぁ、義理の妹いいなぁ。ほしいなぁ」

ばる「何言ってるんだ。頭湧いてんのか?」

兄上「風呂場でうっかり着替えシーンに遭遇するシチュなんて最高じゃないか」

ばる「いや、だいたい義理の妹っていってもそんな羞恥心保つのは暮らし始め一月程度だろ」

兄上「いいや、そんなはずはないっ!」

ばる「・・・・・・・・・その根拠はどこからきてるんだ一体。というか義理の妹って俺が結婚しないと出来ないだろ」

兄上「はぁ?何言ってんの?」

…・・・・・・兄上、何言ってんのはこっちのセリフなんだが。

兄上「実際にいるかどうかはともかく、義理の妹はいいんだよ」

誰か!誰かこいつを精神病院につれていってあげて!
ってそこの先輩AとB!笑ってないでこいつの狂言なんとかしろっ!

ばる「実際妹なんて出来ても何とも思わんだろ」

兄上「お前はさっきから否定ばっかりだな。じゃあ何か?ここで現実的な話をして面白いか?」

ばる「これはただのツッコミだよ!」

兄上「じゃあ面白い話しろよ」

ばる「意味わかんない返しするんじゃねぇ!というかツッコミなかったら場がカオスになるだろ!?」

兄上「いいやん」

ばる「よくねぇよ!」

先輩A「バルとその兄は本当に面白いな」

先輩B「だよね」

こらそこの先輩お二方!俺は漫才をしてるんじゃないっ!

兄上「ほら、幼馴染のシチュとかも最高じゃん」

ばる「いや、幼馴染ってお前が考えてる程いいもんじゃないし。普通年齢を重ねると疎遠になっていって、最終的に接点なくなることなんてよくあることだろ」

兄上「そんな夢のないことを・・・・・・」

いや、だって実体験だし

ばる「俺も幼馴染がいたけど、現実はそんなもんだ」

兄上「そして数年後、幼馴染と会い、最初は分からないが二人同時に『あ、君はひょっとして・・・・・・・・・』と気付く・・・・・・最高じゃないかっ!」

ばる「聞けよ!?

俺は漫才をしに飲み会にきたんじゃないっ!

たまには日記らしいことをしてみよう

タイトルが全てを物語っている!
『タイトルで全てを語る男』って書いたらちょっとかっこよくない?

と、戯言はおいといて何かネタになりそうだったので小説移転をおいといて日記日記

ことの始まりは20XX年、世界は核のほの・・・・・・・・・あ、ごめんなさいだからそのいい感じに尖がってる鉈と振り上げないでください。


ある日BALSENは小説をめぐりめぐって読んでいた。

兄上「なぁばる、9月3日あいてる?」

兄上が拙者に何を・・・・・・高校時代のメンバーで飲み会でもするのだろうか。

ばる「空いてると思うけど?」

兄上「バイトしない?」

何のバイトなのだ、兄上。

ばる「・・・・・・・・・何の?」

ついうっかりで変なバイトさせられるのは勘弁だった。

兄上「んーと・・・・・・・・・」

何で言葉につまる!?

兄上「コンピュータにひたすら文字をうつバイト」

・・・・・・・・・what?
なにそれ、超楽勝なんだけど。
つうか酒くせぇこいつ。

ばる「別にいいけど」

兄上「じゃあ朝の7時出発な。ちなみに日給1万円だし」

ばる「ん、りょうかい」

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
!?
パソコンに文字うつだけで日給一万円・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・怪しすぎるだろ。






9月1日

今日も今日とて小説サイトを巡回巡回していたところ、母上が部屋にきた

母上「3日に兄の紹介のバイトするんだって?一緒にいくの?」

ばる「うん。そうだと思うけど」

実際そんな感じのニュアンスだったし。

母上「でも、兄は今合宿に行ってるけど」

ばる「・・・・・・・・・へ?」

母上「五日までだったとかしらん」

・・・・・・・・・え?
おれ、バイト先まったく知らないんですけど




ちなみに翌日普通に兄上が夜に帰ってきた。
母上・・・・・・・・・というより基本的に家族に予定を伝えないでふらふらしている兄上が原因だろうなぁ。



9月3日

運命の日がやってきた・・・・・・。
ひょっとして俺、だまされてないだろうかと多少疑心暗鬼になりつつ兄上と電車にのり

ばる(・・・・・・混んでるな)

兄上、電車の人口密度高いです。
そしてまだ電車にのり・・・・・・・・・

ばる(・・・・・・・・・遠いなぁ)

まだまだ電車にのり・・・・・・・って遠いなおい。
さすが片道1110円
遠いぜこんちくしょう。
結局ついたのは終点の米原駅。
電車の中で一時間以上立っていたことになる。
この時点でがりがりとバイトやる気を削られるが、バイトとはいえ働くのだから文句は言っていられない。
ちなみに兄上は立ちながらマージャン漫画を読んでいた。

そのまま米原駅を出てなんか文化館みたいな場所につく。
どうやらこの中のようだ・・・・・・高校時代放送部だったからその系列でなんかやらされるのだろうか?
そう思いつつとある一室に入るとそこには想像以上に年配の方々が。
なんか部屋の中央に壷やらなんやらおかれてるし。

兄上「これ設置しといて」

渡された紙袋の中にはノートPC。
すぐ傍にあったプリンターに繋ぎつつ立ち上げてバイトの内容を聞くバル。
そしてバイト内容とか把握した。

ばる(・・・・・・骨董品とかのオークションみたいなもんか)

どうやら骨董品屋のかたがた、もしくは処分したい人?が集まってオークションをするようだ。
兄上、わたくしがバイト内容を説明しろと言った時「長くなるから・・・・・・まぁ電車の中で」とか言ってて結局貴方は電車の中では麻雀漫画を読みふけった・・・・・・・というかぜんぜん長くならねぇだろ絶対。
ともかく書記係りみたいな仕事内容を把握すべく先月先々月のデータを見てみることに。

ばる(ふむふむ。・・・・・・・・・何かマクロじゃなくてプログラムでも組まれてるのかこれ?クリックウィンドウあるんだけど。絶対にこの年配の方々が作れるレベルじゃないしプロにでも頼んだのか?いや、案外フリーであるのk・・・・・・ってなんだこの適当な商品名。Σ!?猫、7000円!?)

ばる「・・・・・・・・・あにうえ」

兄上「どした?」

ばる「この、猫7000円っていうのは・・・・・・というかよく見たら牛&熊2000円じゃねぇか」

やはり動物としての可愛さの違いが戦力値段の決定的差なのか・・・・・・

兄上「たのしいやん」

しねよほんと。
さらにその間にウサギ13000円の文字が。
・・・・・・・・・というか普通に考えたら牛はともかく熊が2000円で売ってるわけないよな。
たぶん木像とかだろう。

とりあえず動物の名前は忘れて、値段がどんなものか見てみる。
なんとなく最高金額を探していると固まっていた三冠品。
1位、7万円ののりたけ
2位、5万円ののりたけ
3位、5万円ののりたけ

・・・・・・・・・のりたけって何?

ばる「なぁ、のりたけって何?」

兄上「はぁ?のりたけはのりたけだろ」

もう黙れ本当に





それからはまぁ普通の品々が書いてあるのを見つつ、とある商品名で眼が止まった。

ばる(ウランガラス4000円!?)

もわもわもわーん、と頭の上に妄想が迸るが、どうかんがえてもnice warな展開でした。
ウラン・・・・・ガラス?
いやまて、俺が知らないだけで何かの由緒ある品かもしれん。
うん、無理やりな気がするけど安いからウランなわけないし。きっとそうだ




さすがにもう無茶な品はないだろうなぁ、と思いつつ・・・・・・・・三度目じゃなくて4度目の正直

ばる(・・・・・・・インドネシア1000円!?)

まさかの一国家が千円という格安の値段で売られていた。
実はここにいる年配の方々は世界を裏から牛耳る人物の総会なんじゃないだろうか。
この1,000と書かれているのはひょっとして円じゃなくて億円という単位なんじゃないだろうか。
こうなるとさっきのウランガラスにも信憑性が・・・・・・。
待てよ?
となるとこの何気なく普通に書かれている壷とか皿は・・・・・・まさか魔道具!?
壷の精がでてくるのか!?






ばるは考えるのをやめた。




ちなみにウランガラスをググル先生に聞いてみたら普通の品物だった。
ググル先生の検索をする時「ウランガラス 危険性」とか書いてあったのはきっと気のせいだろう。



どうでもいい今送られてきたメールを話すぜ。
高校時代の部活メンバーに飲み会の誘い(兄によると先輩が飲み会をするのでうちの学年に伝えておけとのこと)に『やぁ、昔懐かしのマイペースボーイ、ブラザーですよ』から始まり飲み会の説明を書いたメールを送ったんだ。
すると同級生の女の子から

某女性「マイペースボーイwwwwwwwww」

ばる「・・・・・・・・・orz」
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